葛西 今季6度目表彰台「なんとか堪えました」

[ 2014年3月8日 10:48 ]

3位に入り、表彰式で笑顔を見せる葛西紀明(右)。左は2位のアンドレアス・コフラー。中央は優勝したアンデシュ・バルダル

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は7日、ノルウェーのトロンヘイムで個人第25戦(HS140メートル、K点124メートル)が行われ、41歳の葛西紀明(土屋ホーム)が135・5メートル、132メートルの合計261・4点で、今季6度目の表彰台となる3位に入った。

 これを受けて、葛西は「ヤッター!!」と題してブログを更新、「表彰台に上がったぞーーー!!!」と歓喜した。

 「今日のコンディションは雨と風で不安定だったけど、中々風当たりが良かった(^^;;」と得意の顔文字を挿入し「トップ3が風当たりが悪くあまり飛距離が伸びなかったから…と思ったら、総合6位のバーダルがぶっ飛んで優勝。2位はオーストリアのコフラー」と報告。自身も「試技と二本目はちょっと膝が悲鳴を上げてたけど、なんとか堪えました(^_^*)」と不屈の闘志を見せつけた。

 「今は痛み止めで痛くないけど、明日は大丈夫かな~」とケガを負っている膝を心配するも「試合後は即行移動」。トロンハイムからバスで空港へ移動し、飛行機でオスロ空港、そして、次戦のホルメンコーレンへと乗り継ぎ、ようやく「ホテルに着いたのは夜中の0時前」。

 「明日は早速公式練習&予選」と締めくくった葛西。総合優勝はなくなったものの、レジェンドは残り3戦を飛び続ける。

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2014年3月8日のニュース