渡部暁は出遅れ、前半飛躍26位 W杯複合個人第16戦

[ 2014年3月8日 20:04 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は8日、オスロで個人第16戦が行われ、ソチ冬季五輪個人ノーマルヒル銀メダルの渡部暁斗(北野建設)は前半飛躍(HS134メートル、K点120メートル)で116メートルの98・7点にとどまり、26位と大きく出遅れた。後半距離(10キロ)はトップのフランソワ・ブロー(フランス)と1分16秒差でスタートする。

 渡部善斗(早大)は30位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は41位、渡部剛弘(明大)は43位で距離に臨む。

 ▼渡部暁斗の話 (高気温で)助走路が解けていて、助走速度が遅かった。体重が軽いからこういう状況は得意ではない。ジャンプはそんなに悪くなかったが…。

 ▼渡部善斗の話 いいジャンプを本番で出せなかったのが悔しい。距離はバランスを崩さないようにして、しっかり走りたい。

 ▼永井秀昭の話 助走でしっかり脚力を使える姿勢になっていない。長いシーズンは、悪いときもしっかり飛ばないといけない。まだ僕の力不足。

 ▼渡部剛弘の話 最近はジャンプの調子が良くない。この順位だと後半距離は苦しいが、やれるところまでやる。(共同)

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2014年3月8日のニュース