バスケのプロリーグを16年設立へ 理事会で方針決定

[ 2014年2月11日 20:23 ]

 日本バスケットボール協会は11日、東京都内で理事会を開き、2016年にプロリーグを設立する方針を決めた。国内トップリーグのナショナルリーグ(NBL)や下部のNBDL、bjリーグに参加を呼び掛ける。日本協会の深津泰彦会長代行は「プロリーグ化へ不退転の決意で臨む」と語った。今後は協会が企業チームに運営会社設立を求めて交渉する。

 現在国内にはNBLとプロリーグのbjリーグがあり、今季のNBLはプロ7、企業5の12チームが出場している。協会の丸尾充副会長は「会社としてバスケットボールを中心にやれる運営会社をつくろうということ」と説明した。

 協会は過去にもトップリーグとbjリーグの統合を目指したが、bj側が完全プロ化を望んだこともあって構想は頓挫した。日本は国際バスケットボール連盟から一体化したリーグの運営を求められており、この決定は20年東京五輪における開催国枠確保に向けた動きでもある。

 一方、bjリーグ側は「突然プロリーグをスタートするとの発表があり、困惑しております」と声明を発表した。

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2014年2月11日のニュース