肝っ玉カーさん小笠原「平常心で」いざ韓国&デンマーク戦

[ 2014年2月11日 05:30 ]

初戦の相手・韓国チームを背に投てきする小笠原(中)

 世界ランク9位のカーリング女子日本代表(北海道銀行)が11日にソチ五輪初戦を迎え、同10位の韓国、同6位のデンマークに挑む。

 2人のママさんアスリートにとって、8年ぶりの五輪舞台。スキップ小笠原は「あっという間だった。4年前は出産して子供を抱っこしてテレビで見ていた。こうして五輪選手としてソチに立つことは奇跡に近い」と感慨深げに話した。サード船山も「3度目の挑戦が始まるんだなと。体調を整えて十分な力を発揮できる環境をつくりたい」と意気込んだ。

 母になって変わったのは精神面。「肝が据わったというか、少しのことでは動じなくなった。平常心で臨めそう」と小笠原は胸を張る。今大会は旗手も務め、日本選手団の先頭を堂々と行進した。会場のアイスキューブの感触について、船山は「思った通り氷の状態はいい。(ストーンは)よく曲がる。氷に対応して投げ方や作戦を考えたい」。日本女子の最高成績は5位。「半分以上は行きたい」と過去最高の成績を狙う。

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2014年2月11日のニュース