高橋、木原組が大健闘8位 結成1年で確かな成長

[ 2014年2月8日 05:30 ]

華麗な演技を見せる高橋・木原組

ソチ五輪 フィギュア 団体ペア

(2月6日)
 結成1年で五輪のリンクに挑んだペアの高橋と木原。夢のようなデビュー戦を終え、木原は「ここまで来られて心の底から良かったと思う」と余韻に浸った。

 横に並びタイミングを合わせて跳ぶ3回転ジャンプや、木原が高橋を空中に放り投げる3回転サルコーで息が乱れたが、リフト、ステップではミスなく健闘の8位。貴重な順位点3を獲得した。

 昨年2月、練習拠点の米デトロイトで初めて一緒に氷に乗った。木原は経験のないペアに転向したばかり。世界選手権で銅メダルを獲得したカナダ人とのペアを、五輪出場を目指して解消した高橋も手術明け。不安の船出から2人は確かな成長を示した。高橋は「認めてもらえてうれしかった」と笑った。

 団体の順位で日本は3位中国に2点差の4位につける。高橋はフリーに向け「少しでもプラスになれたら」と意気込んだ。

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2014年2月8日のニュース