公式練習“トップ”竹内択がNHメンバー滑り込み

[ 2014年2月8日 05:30 ]

ソチの大空を舞う竹内

ソチ五輪 ジャンプ 男子ノーマルヒル

 ノルディックスキー・ジャンプ男子ノーマルヒル(HS106メートル、K点95メートル)の出場選手が7日に発表され、日本は選手団主将の葛西紀明(41=土屋ホーム)、竹内択(26=北野建設)、清水礼留飛(れるひ、20)、渡瀬雄太(31=ともに雪印メグミルク)の4人に決まり、伊東大貴(28=雪印メグミルク)が外れた。

 日本チームの斉藤智治監督は、葛西について「文句がない」とした上で、清水、渡瀬が公式練習で好調を維持し、竹内も7日の公式練習で1回目に全体のトップの100・5メートルを飛んだことなどを起用の理由に挙げた。W杯で過去4勝の伊東については「得意なラージヒルで絶対に使いたいので休んでもらうことにした」と説明した。

 1月に体調を崩して約2週間入院した竹内は、五輪直前にドイツで行われたW杯は欠場し、地元の長野県で調整してチームに合流した。現在もせきを止めるため「薬でねじ伏せている」状態というが、7日の公式練習後には「ある程度つかめた。前日より全然いい」と納得の表情で話した。

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2014年2月8日のニュース