サントリー塚本3トライ快勝  左袖に喪章付け

[ 2013年12月8日 05:30 ]

ラグビートップリーグ第2ステージ第2節

 5試合が行われ、3季連続4度目の優勝を目指すA組のサントリーは、NECに52―24で勝利。WTB塚本の3トライの活躍などで勝ち点を14に伸ばし、同組単独1位に躍り出た。パナソニックは32―11でトヨタ自動車を破り、勝ち点13で2位。ヤマハ発動機は35―16で神戸製鋼を下し、第2ステージ初勝利となった。

 左袖に喪章を着けた王者・サントリーが貫禄を見せた。3―6の前半9分、デビュー2戦目の塚本の初トライで逆転。塚本は後半にも2トライを挙げ、第1ステージで1点差負けを喫した相手にリベンジし「率直にうれしい。しっかりコミュニケーションが取れた」と喜んだ。喪章について大久保監督は「(5日に死去した南アフリカ元大統領の)マンデラさんのため。ラグビーへの貢献も高かった」と説明。自国開催だった95年のラグビーW杯を成功に導いた故人をしのんだ。

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2013年12月8日のニュース