小平 2度目五輪当確 3種目出場狙う

[ 2013年12月8日 05:30 ]

女子500メートル 38秒35で6位の小平奈緒

スピードスケート W杯第4戦第2日

(12月7日 ベルリン)
 7日の女子500メートルで小平奈緒(相沢病院)は38秒35で6位だった。この種目で日本スケート連盟のソチ冬季五輪代表選考基準を満たし、27日からの選考会を待たずに2度目の五輪代表入りが確実となった。

 住吉都(ローソン)が38秒49で7位、辻麻希(開西病院)は10位、神谷衣理那(毎日元気)は15位。女子1500メートルの日本勢は菊池彩花(富士急)が1分59秒07で15位に入ったのが最高。男子団体追い抜きの日本(中村、ウィリアムソン、一戸)は11位に終わり、五輪に出場できないことがほぼ確定した。

 500メートルはW杯で表彰台に上がるなど、小平は戦績で日本勢トップが確定。2大会連続の五輪代表入りが確実になったが「自分のやるべきことを固めていく」と浮かれる様子はなかった。Bクラスの1500メートルから2時間弱の間を置いて滑った得意の500メートルはバックストレートで伸びず「もう少し落ち着いて滑れば良かった」と反省した。

 複数種目を滑ることにこだわり、W杯でも体力的に厳しい中で1000メートル、1500メートルを含め3種目での五輪出場を目指している。1500メートルはベテラン田畑や成長してきた菊池、高木菜らライバルが多いが、27日からの国内選考会に向け「持ち味を信じてやっていきたい」と語った。

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2013年12月8日のニュース