五輪の考えは当時革新的 クーベルタン男爵の子孫が講演

[ 2013年12月8日 19:13 ]

 日本オリンピック・アカデミーの設立35周年を記念したイベントが8日、東京都内で開かれ、近代五輪の創始者クーベルタン男爵の子孫にあたるアントワン・ド・ナバセル氏(66)が講演で「クーベルタンが150年前に示した五輪への考え方は非常に革新的なものだった」と話した。

 ナバセル氏は講道館柔道創始者の故嘉納治五郎氏の「勝とうが負けようが正しい道を選ばねばならない」という考え方にも触れ「クーベルタンも同じことを言っただろう。欧州と日本で遠く離れていたが、2人は共通の考えを持っていた」と話した。2020年東京五輪については「成功を確信している」と述べた。

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2013年12月8日のニュース