トップ選手が不在の男子　小林逆転Ｖに「ほっとした」

男子で優勝した小林潤志郎の１回目

鹿角サマージャンプ・コンバインド大会

（10月26日 鹿角市花輪）
　国内のトップ選手が不在だった男子の成年は昨季ワールドカップに出場した２２歳の小林が逆転で制した。「今夏は負けてばかりだった。最後に勝ててほっとした」と喜んだ。

　３位だった１回目は「内容は良かったけど消極的だった」と反省して２回目は空中で攻めた。ヒルサイズにあと５０センチと迫る大ジャンプにガッツポーズも自然と出た。厳しいソチ冬季五輪代表争いに「出たいからやるしかない」と意欲的だった。