岡崎　Ｗ杯代表入り厳しく　１２月の五輪代表選考会に懸ける

女子５００メートルで６位に終わった岡崎朋美

スピードスケート全日本距離別選手権第２日

（10月26日 長野市エムウエーブ）
　女子５００メートル６位の岡崎はＷ杯代表入りが厳しくなった。武器としてきたスタートからの加速がいまひとつで、目標の３８秒台に届かなかった。「１００メートルのタイムが出ていないし、最後も体が浮いた」と首をひねった。

　この種目で日本が獲得できる五輪出場枠は最大で４。１２月の五輪代表選考会で逆転を狙うベテランは「（現役）最後という気持ちで臨む。そこに懸ける」と決意を語った。

　▼辻麻希の話　１００メートルの通過タイムが良くなって、持ち味が少し戻ってきた。伸ばしていける手応えはある。

　▼及川佑の話　スタートがうまくはまってくれたが、３０メートルから１００メートルがつながっていない。後半は思ったようにいかず、スピードが落ちてしまった。

　▼神谷衣理那の話　（２位に）自分でもびっくりしている。目標の３８秒台前半を２回とも出せたので良かった。スタートが良くなって、最初から加速できるようになった。