鶴竜 軍配差し違え、際どく1敗守る「残っていると思った」

[ 2013年9月20日 20:52 ]

鶴竜がすくい投げで豪栄道を破る

大相撲秋場所6日目

(9月20日 両国国技館)
 軍配差し違えの際どい一番で鶴竜が白星を拾った。一気に押し込まれ、必死に右すくい投げを打ちながら土俵外へ。物言いがつき、倒れた豪栄道の右腕がつくのがわずかに早かった。

 1敗を守った鶴竜は「感覚的に残っていると思った。体の反応が良かった。いい相撲が取れなくてもこういう勝ちがある。毎日いい相撲ができるのは横綱だけ」と冷静に振り返った。

 豪栄道は3日連続の大関撃破を逃したが、淡々とした表情。「あと一歩のところ。内容は悪くないから落ち込む必要はない」と顔を上げた。

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2013年9月20日のニュース