JOCに1億円寄付 上月財団、20年東京五輪決定受け

[ 2013年9月20日 17:12 ]

 スポーツ選手の支援事業などを展開する上月財団は20日、2020年夏季五輪の東京開催決定を受け、若手選手育成への有効活用を目的に日本オリンピック委員会(JOC)に1億円を寄付したと発表した。

 JOCによると、一度にこれほど高額の寄付を受けるのは異例。竹田恒和会長は「本当にありがたい」と話し、青木剛専務理事は「寄付の趣旨に合わせて使わせていただく。効果が挙がるようにしたい」と述べた。

 一般財団法人の上月財団は、ゲーム事業やスポーツ施設運営を手掛けるコナミの大株主で、配当金を財源として選手の競技活動の支援や大会開催費の助成などを行っている。財団側の担当者は「(同財団による)寄付としては過去最高額。せっかく五輪開催が決まったので、選手育成に使っていただきたいということ」と説明した。

 JOCは昨年、日本財団を通じて被災地支援やロンドン五輪日本選手団応援プロジェクトで集まった約5840万円の寄付を受けた例がある。

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