伊調 2大会ぶり8度目V 全試合Tフォールで金

[ 2013年9月20日 02:54 ]

女子63キロ級決勝を戦う伊調馨(赤)

レスリング世界選手権第4日

(9月19日 ブダペスト・スポーツアリーナ)
 女子63キロ級の伊調馨(29=ALSOK)は決勝でソロンゾンボルド(モンゴル)と対戦、テクニカルフォールで勝って2大会ぶりとなる8度目の優勝を飾った。

 伊調はロンドン五輪3位のソロンゾンボルドを第1ピリオド1分20秒過ぎにニアフォールで2点を先制、2分10秒過ぎにもバックを取って2点追加した。第2ピリオド40秒過ぎにバックを取り2点を加え、さらに加点してテクニカルフォールで圧勝した。

 伊調は初戦の2回戦からカザフスタン選手、中国選手、コロンビア選手にいずれもテクニカルフォールで勝ち上がった。伊調は出場8大会連続V。

 ◆伊調 馨(いちょう・かおり)1984年(昭59)6月13日、青森県八戸市出身の29歳。2歳から八戸クラブでレスリングを始める。中京女大付高(現至学館高)―中京女大(現至学館大)―ALSOK。世界選手権は02年を皮切りに通算7度V。1メートル66。

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