土性3決へ 鈴木、グレコの田野倉敗れる 世界選手権

[ 2013年9月20日 23:15 ]

女子67キロ級 3回戦でコロンビア選手を破った土性沙羅

 レスリングの世界選手権第5日は20日、ブダペストで男女3階級が行われ、女子67キロ級で18歳の土性沙羅(至学館大)が1回戦からの3試合を勝ったが、準決勝でウクライナ選手にフォール負けし、3位決定戦に回った。

 女子72キロ級で26歳の鈴木博恵(クリナップ)は1回戦でイスラエル選手にフォール勝ちしたが、2回戦でロンドン五輪金メダルのナタリア・ボロベワ(ロシア)にフォール負けし、敗者復活戦でモンゴル選手に屈した。

 男子グレコローマンスタイル55キロ級で23歳の田野倉翔太(クリナップ)は初戦の2回戦でベトナム選手にテクニカルフォール勝ちしたが、3回戦でキルギス選手に敗れ、敗者復活戦に回れずに敗退した。

 ▼田野倉翔太の話 全力は出し切った。これが実力だと受け止める。つまらない警告は取られたが、実力通りで仕方ない。もう少し勝って世界がどんなものか見たかった。

 ▼鈴木博恵の話 腕を取られて止まってしまった。相手の力が強く、身体能力の差を補う練習をしたい。1勝はしたけど、成長できたか今は分からない。(共同)

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