白鵬　高見山に並ぶ幕内６８３勝　声まねして思い出を披露

＜大相撲秋場所＞碧山（奥）を下した白鵬

大相撲秋場所５日目

（9月19日 両国国技館）
　白鵬が、前日に日馬富士から金星を挙げた碧山を難なく料理し、全勝を守った。

　立ち合いで踏み込み相手の出足を止めると、すぐに体を開いて肩透かし。「しっかり引き締めていきました」と余裕たっぷりだ。これが幕内６８３勝目で、元関脇・高見山（先代東関親方）に並ぶ史上７位タイ。かつて東関部屋に出稽古に行き「“俺のことを知っているか”と聞かれた」と独特のしわがれ声をまねして思い出を披露した。通算でも７７７勝目とキリのいい数字になったが、軽くうなずく程度で、関心は薄そうだった。