美余 上位へ意欲「自分たちらしいプレーしたい」

[ 2013年3月8日 06:00 ]

ソチ五輪出場を願う垂れ幕をバックにスイーピングする市川

 カーリング女子日本代表の中部電力が7日、初めて出場する世界選手権(16日~、ラトビア・リガ)に向け、長野・軽井沢で練習を公開。ソチ五輪出場権獲得には上位進出が絶対条件で、主将の市川美余(23)は「強豪との対戦もあるが、自分たちらしいプレーをしたい」と話し、スキップ藤沢五月(21)も「ベスト4に残る」と意気込んだ。

 関係者によると、現地には日本食材を持ち込むプランがあるという。昨年6月の中国・ハルビン国際大会では脂っこい中華料理が口に合わず、苦い経験をしただけに「梅干しやふりかけ、味噌汁などを持って行けたら。ドライ米を調理できれば」とチーム関係者は話した。

 ▽カーリングのソチ五輪出場への道 出場枠は男女とも10。(1)12、13年の世界選手権の順位を得点化して、開催国のロシアを除く上位7チームが出場権を獲得する(日本は12年不出場のため今大会の上位進出は必須)(2)残る2枠は今年12月に予定される世界最終予選で決まる。同予選出場は11、12、13年いずれかの世界選手権に出場していることが条件。

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2013年3月8日のニュース