全柔連に女性理事の登用、女性指導者増を提言

[ 2013年3月8日 06:00 ]

 柔道日本代表の指導陣による暴力、パワーハラスメント問題を検証するために設置された全日本柔道連盟(全柔連)の第三者委員会が、8日の最終会合でまとめる提言案の概要が判明し、1人もいない女性理事の登用を盛り込むことが7日、分かった。

 選手強化の現場に女性指導者を増やすことも提言される見込み。このほか、指導の際の暴力根絶、五輪や世界選手権などの代表選手選考の透明化を求める。選手の意見を吸い上げるシステムの構築など、開かれた組織に生まれ変わることを全柔連に要求する。提言を受けて、全柔連は18日の理事会で検証する。

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2013年3月8日のニュース