下町ボブスレー審査通る ソチ五輪へ前進

[ 2013年3月8日 19:01 ]

 来年のソチ冬季五輪を目指し、初の国産の「下町ボブスレー」を手掛けた大田区産業振興協会と日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟は8日、機体の形状などが国際連盟規定に合致するか否かの審査に通ったと発表した。国際大会での使用を認可され、五輪挑戦へ前進した。

 審査は7日、北米カップが開催された米レークプラシッドで行われた。ワールドカップ(W杯)の下部大会の同カップで「下町ボブスレー」は鈴木寛(マネックス証券)黒岩俊喜(仙台大)組が乗車して男子2人乗りに出場し、6日の第8戦は20チーム中7位、7日の第9戦は19チーム中7位だった。

 大田区産業振興協会と日本連盟は9月の完成を目指して2号機の開発を進めており、今大会で収集したデータを持ち帰って改良に取り組む。

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2013年3月8日のニュース