腰痛回復気配　遼５勤１休でマスターズへ

会場に掲げられた日の丸を背にパッティング練習に励む石川

　石川遼（２１＝フリー）が５勤１休で４月１１日からのマスターズ（米ジョージア州オーガスタ）に臨むことになった。

　７日開幕のプエルトリコ・オープン（トランプ・インターナショナルＧＣ）に向け、６日にプロアマ戦で調整した石川は「シードを獲得することが一番大事な目標。多くの試合に出たい」と語った。マスターズ前週のバレロ・テキサス・オープンに関しては「移動距離があるから」と例年通りオフとする見込みだが、先週のホンダ・クラシックから２８日開幕のシェル・ヒューストン・オープンまで５連戦をこなし調子を上げることにした。

　１月の渡米前は体調面を考慮して３試合出場して１週休む３勤１休ペースを掲げていたが、腰痛が回復気配であるのと予選落ちが続く状況に方針を変更。４月からはエースキャディーの加藤大幸氏も再合流予定で、万全を期して５度目の大舞台に挑戦する。