元大関→十両の雅山 再入幕へ「納得できる15日間」を

[ 2013年3月8日 06:00 ]

大相撲春場所

 元大関で東十両9枚目の雅山は大阪府高槻市内の部屋で、すり足、てっぽうなどに汗を流した。東前頭16枚目の初場所は3勝12敗で陥落し「先場所は(不振の原因が)何も分からずに終わった。今場所は納得できる15日間にしたい」と奮闘を誓う。

 大関経験者が15日間皆勤しての十両陥落は77年夏場所の大受(現朝日山親方)以来。大受はその場所で初日から3連敗し引退した。雅山の番付はそれ以上に厳しい状況だが「十両の力士は幕内を目指す。自分もそのスタートラインに戻ったつもりで頑張りたい」と気持ちはなえていない。

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2013年3月8日のニュース