猪瀬都知事 計画通りに満足感「ベスト見せられた」

[ 2013年3月8日 06:00 ]

報道陣の質問に答える招致委員会会長の猪瀬都知事

IOC評価委員会視察最終日

 4日間の公式日程を終えた招致委会長の猪瀬直樹都知事は「東京のベストは見せられた。招致は1回目で成功した都市はない。何を加えなければならないのか考えて、オールジャパンでやったことが大きかった」と満足感を表明した。

 綿密な計画で、3度の現地視察はほぼ予定通り。皇室や政府の全面バックアップも、高評価の対象となった。招致委の竹田恒和理事長は、都民の支持率が70%に達したことに触れ「他に大きな問題はないと思う」とし、東日本大震災後の放射線量などについても詳細なデータを提出し、理解を得られたとした。

 猪瀬都知事は、7月のIOCでのプレゼンテーションにも参加する意向を表明。「マラソンでいえばまだ20キロ地点。残る距離を全力で走りきりたい」と誓いを新たにしていた。

続きを表示

2013年3月8日のニュース