元横綱大鵬の国民栄誉賞の正式決定に白鵬関が祝福

[ 2013年2月15日 19:42 ]

 元横綱大鵬の故納谷幸喜氏の国民栄誉賞受賞が正式に決まった15日、関係者からは祝福の声が相次いだ。納谷氏を“角界の父”として慕った横綱白鵬関は「うれしい。当然だなという気持ちだ。国の英雄としてずっとたたえられる」と、自分のことのように喜んだ。

 納谷氏の優勝32度はいまだに破られていない大記録。優勝23度の白鵬関は「現役時代でもおかしくなかったし、親方をやっていたときでもおかしくなかった」と、生前に受賞できなかったことに複雑な一面も見せた。

 納谷氏の芳子夫人は連絡を受けると早速、霊前に報告。「いただけて光栄ですし、私もうれしかったです。本人も天国で喜んでいると思います」と感謝した。

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2013年2月15日のニュース