竹内自己最高2位 K点超え2本に手応え

[ 2013年2月15日 06:00 ]

自己最高の2位となり、表彰台でポーズをとる竹内択(左)

ノルディックスキー W杯ジャンプ男子

(2月13日 ドイツ・クリンゲンタール)
 13日に個人第20戦(HS140メートル、K点125メートル)を行い、25歳の竹内択(北野建設)が133.5メートル、130.5メートルを飛び、254.6点で自己最高の2位となった。表彰台は昨年1月4日にオーストリアのインスブルックで行われたジャンプ週間第3戦で3位となって以来2度目。清水礼留飛(雪印メグミルク)は24位、伊東大貴(雪印メグミルク)は217.7点で26位だった。19歳のヤカ・フバラ(スロベニア)が259.5点でW杯初勝利を挙げた。

 風に強弱が出た難しい条件で竹内はK点越えをそろえ、自己最高の2位に入った。「自分のやることができればいける。もっと完成度を高くしたい」と手応えをつかんだ。所横川朝治コーチは「ここに来るまでの前半戦は苦しんできているので、あとは上り調子」と期待した。次のW杯は16、17日のオーベルストドルフ(ドイツ)で、200メートル超の大飛躍を競う。20日開幕の世界選手権(イタリア・バルディフィエメ)は140メートル前後のラージヒルが最も大きいだけに「(ドイツでは)イケイケで飛んでしまうと前にいってしまう。それに慣れて世界選手権で過激に距離を出すことを意識しないように」と課題を挙げた。

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2013年2月15日のニュース