17歳・平岡 ソチでW杯初勝利「五輪に向けて自信になる」

[ 2013年2月15日 07:48 ]

ハーフパイプ男子決勝 平岡卓の1回目

 来年のソチ冬季五輪のテスト大会を兼ねたスノーボードのワールドカップ(W杯)は14日、ロシアのソチでハーフパイプ(HP)決勝を行い、男子は1月の世界選手権で2位になった17歳の平岡卓(フッド)が90・25点でW杯初優勝を果たした。青野令(松山大)は51・25点の9位だった。

 大阪・上宮高2年の平岡は決勝の1回目にほぼ完璧な滑りを披露して90・25点をマークしてトップに立ち、快勝。これまで2度2位になった経験がある新鋭が、開幕まで1年を切った五輪本番へ向けて弾みをつけた。

 女子の降旗由紀(バートン)は42・50点の10位だった。2002年ソルトレークシティー五輪覇者のケリー・クラーク(米国)が88・25点で今季2勝目、通算6勝目を挙げた。

 ▼平岡卓の話 決勝の1回目は完璧にできた。優勝できて素直にうれしい。ソチで勝てたことは来年の五輪に向けて自信になる。

 ▼青野令の話 自分の中では優勝だけを狙っていた。攻めたので悔いはない。練習してまたここに戻ってきて、自分の滑りをしたい。

 ▼降旗由紀の話 ソチで決勝にいけたのはいい経験。悔しさをばねにして強くなりたい。(共同)

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