世界アルペン男子大回転 リゲティが男子初の3冠

[ 2013年2月15日 23:53 ]

 アルペンスキーの世界選手権第9日は15日、オーストリアのシュラートミングで男子大回転を行い、ワールドカップ(W杯)種目別首位のテッド・リゲティ(米国)が1回目の首位を守り、合計タイム2分28秒92で2連覇した。スーパー大回転とスーパー複合との3冠で、世界選手権が冬季五輪と完全に別開催となった1985年大会以降、男子では史上初の快挙を遂げた。

 初出場した23歳の石井智也(サンミリオンク)は2分37秒85で29位だった。24歳の大越龍之介(東急リゾートサービス)は2分40秒17で36位。

 マルセル・ヒルシャー(オーストリア)が2位で、マンフレート・メルグ(イタリア)が3位だった。

 ▼石井智也の話 これくらいの成績は出す努力をしてきた。やっと自分の力が出た。普段も好結果を出せるように、しっかり反省したい。

 ▼大越龍之介の話 自分の滑りが難しい斜面で出せなかった。アイスバーンでは思うようなターンができない。根本的に何かが足りない。

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2013年2月15日のニュース