竹内、中止にも前向き「1本でもレースの雰囲気を味わえた」

[ 2013年2月15日 19:40 ]

 大幅に遅れて始まったスノーボードパラレル回転の予選で、1回目を滑り終えた女子の竹内は「(コース状態は)駄目ですね。中止になりますよ」と苦笑いを浮かべていた。中止決定がアナウンスされたのは、その直後だった。

 係員がざらめ状になったコースの雪に凝固剤をまいたり、踏み固めるなど必死に改善に努めたが、選手の板が深く沈んだり大きく横滑りするなど状況に変化はなかった。待たされた揚げ句の中止にも、日本のエースは「五輪の舞台となるコースで1本でもレースの雰囲気を味わえたのでよかった」と前向きに捉えた。(共同)

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2013年2月15日のニュース