内村、順調な回復ぶり「七十パーセントくらいまで治っている」

[ 2013年2月15日 19:39 ]

ことし最初の合宿で、跳馬に挑む内村航平

 体操男子の強化選手を集めたことし最初の合宿が15日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで公開され、昨夏のロンドン五輪で個人総合金メダルを獲得した後に右肩と右足首の痛みに苦しんだ内村航平(コナミ)が順調な回復ぶりを印象付けた。

 内村は種目別の鉄棒で挑戦を考えている3連続の離れ技を披露し「けがの具合は七十パーセントくらいまで治っている」と話した。日本協会が実績を評価し、個人総合4連覇がかかる世界選手権(9月30日開幕・ベルギー)代表にいち早く決めたが、代表選考会を兼ねた5月の全日本選手権と6月のNHK杯(ともに東京)に出場予定という。

 ロンドン五輪に出場した加藤凌平(順大)は「世界選手権の代表になってメダルを狙いたい」と目標を掲げた。同五輪で左足甲を骨折し、手術を受けた山室光史(コナミ)は種目別で代表入りを目指す考えを示した。

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