アザレンカ 全豪V2「また素晴らしい思い出つくることできた」

[ 2013年1月26日 22:10 ]

女子シングルスで2連覇を果たしたビクトリア・アザレンカ

 テニスの四大大会第1戦、全豪オープン第13日は26日、メルボルンで行われ、女子シングルス決勝で第1シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が第6シードの李娜(中国)を4―6、6―4、6―3で下し、2年連続2度目の優勝を果たした。優勝賞金243万豪ドル(約2億3000万円)を獲得し、大会後の世界ランキングでも1位を守った。

 試合序盤は動きが重かったアザレンカは第1セットを落としたが、第2セットは粘り強いショットで奪い返した。第3セットはミスが目立った相手に対し、強打で押し切った。李娜は2011年全仏オープン以来の四大大会制覇を逃した。

 男子ダブルス決勝は第1シードのボブ・ブライアン、マイク・ブライアン組(米国)がストレート勝ちし、2年ぶり6度目の優勝を果たした。

 ▼ビクトリア・アザレンカの話 長い2週間だった。私を支えてくれた仲間たちや大会関係者の全てに感謝したい。またメルボルンで素晴らしい思い出をつくることができた。

 ▼李娜の話 アザレンカが2年続けて素晴らしいプレーをした。準優勝は悪い成績ではない。私は若くはないが、また来年ここで戦うのを楽しみにしている。

 ◆ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)7歳でテニスを始め、ジュニア時代は米国を拠点に活動した。昨年の全豪で四大大会初優勝を果たし、大会後の世界ランキングで初めて1位になった。183センチ、66キロ。23歳。(共同)

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