日馬富士「本当にうれしい」 昇進2場所目で横綱初V

[ 2013年1月26日 17:59 ]

車に乗り込みVサインの日馬富士

大相撲初場所14日目

(1月26日 両国国技館)
 大関鶴竜を寄り切って14連勝とし、2場所ぶり5度目の優勝を決めた日馬富士。平幕の高安と横綱白鵬が勝って2敗をキープしたため、この日に優勝を決めるには勝利が必要だった。立ち合いから積極的に攻めたが、鶴竜も土俵際で粘りの姿勢。それでも、攻めの姿勢を緩めず、最後は寄り切って賜杯を手にした。

 横綱デビューの先場所は両足首を痛めて9勝6敗。年が変わり、2場所目で横綱として初優勝を果たした。悔いのない相撲を心掛けたといい、「本当にうれしいです」と喜びをかみしめた日馬富士。全勝優勝に向けて、千秋楽は白鵬との大一番となるが、「明日の一番集中して、お客さんに喜んでもらえる相撲をとる」と、勝って兜(かぶと)の緒を締めた。

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