複合団体の日本、初の3位 ジャンプ女子は5位

[ 2013年1月26日 23:49 ]

ジャンプ女子団体 高梨沙羅の1回目

 ノルディックスキーの世界ジュニア選手権は26日、チェコのリベレツで行われ、複合団体で曽根原郷(明大)山元豪(富山・雄山高)堀米翔大(長野・飯山高)渡部剛弘(明大)の日本はこの種目初の表彰台となる3位に入った。

 前半飛躍(HS100メートル、K点90メートル)で首位に立った日本は後半距離(20キロ)でも粘った。

 ジャンプ女子団体(HS100メートル、K点90メートル)で小林諭果(岩手・盛岡中央高)山口瑞貴(札幌大)伊藤有希(北海道・下川商高)高梨沙羅(グレースマウンテン・インターナショナル)の布陣で2連覇を狙った日本は726・5点で5位にとどまった。

 1回目に小林が板の規定違反で失格して8位に出遅れ、2回目に巻き返したがメダルに届かなかった。101・5メートル、97・5メートルを飛んだ高梨は2大会連続の個人、団体の2冠達成はならなかった。

 ▼高梨沙羅の話 みんなで少しでもカバーできるようにと思って飛んだが、なかなかうまくいかなかった。目標の団体で2連覇できなかった。自分の力がまだ足りない。

 ▼伊藤有希の話 個人よりジャンプの内容が良かった。カバーしあいながら飛んでいくのが団体の醍醐味。みんなで戦えた。

 ▼山口瑞貴の話 2本目にやっといい感じがわかった。こっちに来てから一番いいジャンプだった。

 ▼渡瀬弥太郎コーチの話 (小林の失格は)初歩的なミス。結果がすべて。わたしの責任。今大会の収穫は高梨がしっかり個人で勝ったこと。伊藤もやっと調子が上がってきた。(共同)

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2013年1月26日のニュース