白鵬が最高位対決制す!日馬は新横綱初の5連敗

[ 2012年11月25日 19:20 ]

白鵬に下手投げで敗れた日馬富士

 大相撲九州場所千秋楽は25日、福岡国際センターで行われ、14日目に九州場所6連覇となる4場所ぶり23度目の優勝を決めた白鵬は、16場所ぶりとなる横綱対決で日馬富士に下手投げで勝ち、14勝1敗で今場所を終えた。

 日馬富士は5連敗で9勝6敗。新横綱が昇進場所で5連敗するのは、横綱が番付に初登場した1890年5月以降で初めてで、2桁白星に届かなかったのは1987年九州場所の大乃国(8勝)以来。

 大関対決は鶴竜が稀勢の里を突き落として9勝6敗、稀勢の里は10勝5敗。既にかど番を脱出した2大関は、関脇豪栄道に突き落とされた琴奨菊が8勝止まりで、琴欧洲は9勝6敗。豪栄道は対戦した4大関を全員破り、11勝を挙げた。

 3大関を破って10勝の松鳳山が初の敢闘賞を獲得し、豪栄道は3度目の技能賞。十両は佐田の富士が初優勝した。

 来年の初場所は1月13日に東京・両国国技館で始まる。

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2012年11月25日のニュース