中村親方と式秀親方 節目の場所終える

[ 2012年11月25日 20:11 ]

 大相撲九州場所千秋楽の25日、来年2月に65歳の定年を迎える中村親方(元関脇富士桜)と同1月が定年の式秀親方(元小結大潮)が節目の場所を終えた。

 中村親方は12月19日付で部屋の力士とともに東関部屋へ転属する。現役時代に“突貫小僧”の異名を持った同親方は、師匠としての最終場所に「完全燃焼したが寂しいもの」と感慨深げ。弟子たちには「自分の相撲にこだわりを持てる力士になってほしい」とエールを送った。

 北九州市出身の式秀親方は「最後の場所が九州でよかった」と話した。部屋を存続させるべく後継者を探しており「いろいろと大変なこともあったけど、自分なりに精いっぱいやってきた」としんみりしていた。

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2012年11月25日のニュース