クルム伊達、意欲衰えず「来年もチャレンジを続けていきたい」

ダンロップ・ワールドチャレンジ最終日 クルム伊達０－２フェーゲレ

（11月25日 豊田市総合体育館）
　２年続けて決勝で敗れたクルム伊達は「前半はいい形だったが、相手に調子を出させてしまった」と残念がった。タイブレークで落とした第１セットは先にブレークしたものの、ボレーのミスなどが出て、強打の相手に主導権を握られた。

　それでも、臀部に痛みを抱えながら、ツアー下部大会とはいえインド・オープンに続いての決勝進出に「時間がたてば大きな収穫になったと言えると思う」と手応えもつかんだ様子。４２歳のベテランは表彰式で「来年もチャレンジを続けていきたい」と意欲を示し、ファンの拍手を受けた。