高橋届かず２位…羽生は「いやあ、強かった。やはり勢いがある」

今季自己最高得点をマークするも２位の高橋

ＧＰシリーズ第６戦ＮＨＫ杯第２日

（11月24日 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ）
　３年連続５度目の優勝を狙った高橋は、ＳＰ２位から届かなかった。１回目の４回転ジャンプは成功したが、２度目は着氷が乱れた。後半のトリプルアクセルでも転倒し「守っても仕方がないと思いきりやったけれど、悔しい」。

　それでもフリー今季自己ベストの１６４・０４点でまとめ、中国杯に続く２位で７度目のＧＰファイナル出場を決めた。優勝した羽生の演技には「いやあ、強かった。やはり勢いがある」と脱帽。ファイナルは日本勢が４人となるため「全日本選手権みたい」と笑いながらも「世界選手権は３枠。うかうかしていられない」と危機感を募らせていた。