美帆 目標タイム達成も「喜べないです」

[ 2012年11月25日 06:00 ]

女子1500メートル 1分58秒71で15位だった高木美帆

 スピードスケートの中長距離W杯コロムナ大会第1日は24日にモスクワ郊外コロムナで行われ、女子1500メートルで高木美帆(北海道・帯広南商高)は1分58秒71で15位だった。同種目では格下のBクラスで菊池彩花(富士急)が2分0秒26で3位、押切美沙紀(富士急)が7位。小平奈緒(相沢病院)は12位と振るわなかった。男子5000メートルのBクラスの日本勢は在家範将(田名部組)の15位が最高。

 女子1500メートルの高木は目標にしていた1分58秒台で滑ったが、上位には食い込めなかった。「落ち着いて滑れたし、タイムが出るには出たけど、手放しでは喜べないですね」と渋い表情。第1戦のヘーレンフェイン大会でタイムが伸びず「どうすればいいんだろうと結構悩んだ」という。持ち味の滑らかな滑りを取り戻せたことは収穫だったそうで「きょうも滑れないかも、と不安だったが、気持ちで持っていけた」とホッとした様子も見せた。

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2012年11月25日のニュース