鈴木 会心演技で4年連続ファイナル出場

[ 2012年11月25日 06:00 ]

会心の演技を見せた鈴木明子

GPシリーズ第6戦NHK杯第2日

(11月24日 宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ)
 SP5位の鈴木は2位まで巻き返して、4年連続のファイナル出場を決めた。

 「シルク・ド・ソレイユ」の「オー」に乗って、ジャンプをほぼノーミスでまとめて、フリー1位の自己ベスト126・62点。東北福祉大時代を過ごした思い出の地で、万雷の拍手を浴び「震災から1年半で、ここで滑れることは凄いこと。少しでも恩返ししたくて、今できることは出せた」と万感の表情を浮かべた。

 ファイナルへ向けて課題は明確だ。3月の世界選手権もSP5位から3位、スケートカナダもSP5位から2位で、フリーで挽回する形が続いている。「この流れはよくないこと。2つそろえられるように調整したい」とSPのレベルアップを誓った。

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