旗手・吉田 V3へ気持ち新た「いい状態に戻ってきている」

[ 2012年7月22日 06:00 ]

被災した石巻の子供たちから贈られたメダル型のお守りを披露する村上主将(左)と旗手の吉田
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ロンドン五輪日本選手団結団式&壮行会

(7月21日 東京・国立代々木競技場ほか)
 日本選手団旗手として最初の大役を果たしたレスリング女子55キロ級の吉田沙保里(29=ALSOK)は「旗を受け取った瞬間、重みを感じた。開会式では日本の先頭を歩くので緊張もしているけど、笑顔で歩きたい」と引き締まった表情を見せた。

 一方で表情を崩したのは、競技に関して。「悩んでいた時もあったけど、いい状態に戻ってきている。このままいければ」と手応えをアピールした。現在も続く国内最終合宿では、76年モントリオール五輪金の高田裕司・現日本レスリング協会専務理事に付きっきりの指導を受け、栄和人監督も「3日間みっちりやってもらったら、だいぶ良くなった」と話す。1万人規模の壮行会で受けたエールについても「感動したし、絶対勝ちたいと思いました」と3連覇への思いを強くしていた。

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2012年7月22日のニュース