北島、ロンドン入り 本番会場で初練習「いいプール」

[ 2012年7月22日 06:00 ]

早速、プールに入り練習する北島(左は入江)

 競泳日本代表が21日、本番会場の水泳センターで初練習を行った。20日に日本から現地入りした男子平泳ぎのエース北島康介(29=日本コカ・コーラ)もチームに合流した。

 北島はキャップもかぶらず、リラックスした様子で約1時間体を動かした。猛暑の日本から涼しいロンドンに入り「過ごしやすいし、調整しやすそう」。プールの水温は出発前に練習していた国立スポーツ科学センターより1度高い27度。「いいプールだと思う」と好感触を口にした。選手村では他の選手は2人部屋だが、現在は1人部屋。陸上選手が後日合流する予定だが、当面は1人で落ち着いて過ごせる。

 28日の100メートルの予選まで1週間。時差ボケはあるが「バッチリ(夜中)1時に起きました。(その後)眠れているので問題ない」と心配はしていない。同じレーンで泳いだ14歳年下の渡部香生子と会話した時に「どう?って聞いたら、苦笑いされちゃった」と、まだチームメートと打ち解けていない部分もあるが、今後のミーティングで一体感が出てくるはずだ。3大会連続2冠へ向けて、気分よく競技に集中できる環境が整った。

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