父の前で…木戸、涙の初V 猛追・不動を突き放した「強い気持ち」

[ 2012年7月22日 18:14 ]

初優勝を決め、泣きながらホールアウトする木戸愛(右)。左は5位の不動裕理
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女子ゴルフツアー サマンサタバサ・レディース最終日

(7月22日 茨城県阿見町 イーグルポイントゴルフクラブ=6535ヤード、パー72)
 木戸が初日からの首位を守ってツアー初優勝。2位に4打差でスタートしたが、7番でボギー、9番はダブルボギーをたたき、一時は不動らに並ばれる苦しい展開となった。

 通算50勝を誇る不動は、「偉大な人」と尊敬する相手。そんな大先輩と戦えることに「幸せな気分になれた」という木戸は「最後まで、強い気持ちでプレーする」という決意を思い出し、10、11番で連続バーディー。さらに2バーディーを重ねて逃げ切った。

 プロレスラーの父・修氏が見守る前で、「うれし涙が出ました」という初優勝。東北高の先輩、有村はもらい泣きした。木戸は「今シーズン中に2勝目が挙げられるように頑張りたい」と話し、早くも次戦に視線を向けた。

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2012年7月22日のニュース