湊が18位、加藤24位…前半飛躍で8位の渡部善は27位

[ 2011年12月4日 22:39 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は4日、ノルウェーのリレハンメルで個人第4戦を行い、日本勢は湊祐介(東京美装)が18位に入ったのが最高だった。加藤大平(サッポロノルディックク)は24位、渡部暁斗(北野建設)が25位。弟の善斗(早大)が27位で高橋大斗は39位だった。エリック・フレンツェル(ドイツ)が今季初、通算3勝目を挙げた。

 新方式「ペナルティーレース」が採用され、後半距離(10キロ)は首位に続いて10秒差で一斉にスタートした。前半飛躍(HS138メートル、K点123メートル)の成績に応じて、各選手にペナルティーの周回(1周=150メートル)が加えられた。

 湊は4周が追加されたが追い上げた。渡部善は2周、高橋と加藤が3周。渡部暁は4周だった。

 前半飛躍(HS138メートル、K点123メートル)をでは、渡部善斗(早大)が129・5メートルで8位だった。

 ▽高橋大斗の話 初めての方式のレースだったけど違いを感じるレベルにない。ジャンプも距離も力が足りない。

 ▽渡部善斗の話 レースはきつかった。自分がどの位置にいるのかが分からないけど、初めてなので楽しかった。

 ▽渡部暁斗の話 2周目で転んで体が動かなくなった。ペナルティーレースはあまり面白くない。もう少し改善の余地がある。

 ▽加藤大平の話 風が不安定だったからなんとも言えないが(ペナルティーレースは)面白いと思う。W杯得点を取れたのは良かった。

 ▽湊祐介の話 前半のジャンプが良くなかったけど得意の距離で順位を上げられたのは良かった。自分にとっては有利かもしれない。(共同)

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2011年12月4日のニュース