最後に失速 北島4位「これまでとは練習の量、質で全然違うものになる」

[ 2011年12月4日 12:28 ]

男子200メートル平泳ぎで4位だった北島康介

 競泳男子平泳ぎで五輪2大会連続2冠の北島康介(日本コカ・コーラ)は3日、アトランタでの冬季全米選手権に出場し、200メートル平泳ぎで2分12秒59の4位だった。元世界王者のブレンダン・ハンセン(米国)が2分9秒64で前日の100メートル平泳ぎに続いて優勝した。

 北島は予選を2分14秒16の全体3位。決勝では先行するハンセンを追ったが、最後の50メートルで大きく失速した。「練習不足」と認めた上で「どんなレースができるか不安を抱えながら臨んだが、練習を兼ねた試合としては力を出し切れたと思う」と総括した。

 今後の出場レースは未定といい、五輪4大会連続出場が懸かる来春の日本選手権に向け「これまでとは練習の量、質で全然違うものになる」と語気を強めた。(共同)

続きを表示

2011年12月4日のニュース