存続危機乗り越え…釜石、感謝の快勝締め!

[ 2011年12月4日 06:00 ]

トップイーストリーグ 釜石シーウェイブス35―7栗田工業

(12月3日 海老名運動公園)
 東日本大震災による存続危機を乗り越え、今季を迎えたラグビーの釜石シーウェイブスが3日、神奈川・海老名運動公園でトップイーストリーグの最終戦を行い、栗田工業を35―7で破った。トップリーグ昇格は消滅したが、6勝3敗で4位以上が確定した。

 大漁旗。釜石から駆けつけた約150人の声援。そのありがたみが染みたシーズンだった。「ひと言で言い表せない。いろんな人に助けてもらえたので僕らは大変だったというのはない」と佐伯主将。「最後に勝ててよかった」は実感だった。

 2日のスポニチフォーラム表彰式でハートフル賞を受賞した「スクラム釜石」など、多くの支援で危機を乗り切った。高橋GMは「今度は地域にできることを考える」とオフのボランティア活動に目を向けていた。

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2011年12月4日のニュース