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帝京大、初の全勝V!快挙達成も胴上げ“お預け”

<帝京大・筑波大>後半28分、筑波・古賀(左)を引きずりトライを決める帝京・南藤

関東大学ラグビー 対抗戦グループ 帝京大11-0筑波大

(12月3日 熊谷)
 帝京大が最終戦で筑波大を11―0で下し、初の全勝優勝を決めた。グラウンド状態が不良の中、強力FWを前面に押し出して主導権を握った。前半を3―0で折り返し、後半28分にWTB南藤辰馬(3年)がトライを決めて危なげなく逃げ切った。18日に開幕する大学選手権では85年度の同大以来26年ぶり2校目の3連覇を目指す。

 初の全勝で単独優勝を確定させても、チームに浮かれた様子はなかった。前戦の明大戦で行わなかった岩出雅之監督(53)の胴上げはこの日もなし。3年前に同じ熊谷ラグビー場で筑波大を倒し、対抗戦初優勝を決めた時は歓喜に酔いしれた。だが、SO森田主将は「胴上げは大学選手権優勝まで取っておく」と前を向き、岩出監督も「胴上げを促されても断った」。あくまで対抗戦全勝優勝は通過点を強調した。

 重量FWが筑波大を圧倒した。試合前に降った強い雨はやんだが、グラウンド状態は不良。強風も吹いたが、選手は慌てなかった。今季はバックスの展開ラグビーに磨きをかけていても、SH滑川剛人副将は「FWでじっくり攻める」ことを選択。FWが敵陣へ攻め込み、前半6分に森田主将のPGで先制。その後もFWで攻め続け相手を自陣のゴール前にクギ付けにした。トライは後半28分の1本のみだったが、岩出監督は「全く危なげなかった」と余裕の表情。筑波大の古川監督も「まさに帝京大という強さ」と脱帽の様子だ。今季は4年生が合宿所内で率先して清掃を行っている。森田主将は「ごみを拾うことは小さいことですけど、そういうことをやり続けることが精神的な強さにつながっている」と胸を張った。

 初めて早大、慶大、明大を連破し、全勝優勝。3連覇にチャレンジする大学選手権に向け、滑川副将は「自信はある。でも過信することはなく、リーダー陣が引き締めていきたい」と口元を引き締めた。この日は雨の影響で観客はわずか500人。指揮官は「笑うのは最後でいい」と、大歓声が湧き起こる来年1月8日の国立に照準を合わせていた。

[ 2011年12月4日 06:00 ]

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