元祖“山の神” 県庁ランナーに競り負けた「勝負勘が足りない 未熟」

[ 2011年12月4日 17:49 ]

 かつて順天堂大のランナーとして箱根駅伝に出場し、往路の5区で“山の神”と称された今井正人(トヨタ自動車九州)が福岡国際マラソンに出場。埼玉県庁勤務の川内と3位の座を争い、最後に競り負けた。

 「悔しいの一言。勝負勘が足りない。未熟さがあった」。自らを責めるかのように反省の言葉ばかりが並んだ。初の五輪選考会出場という重圧も影響した。

 練習環境が決して良いとは言えない川内はレースに出場することで、実力を積み重ねてきた。「もっとレースに出場し、経験していかないといけない」と今井は川内との差がそこにあったと言わんばかりに、敗因を口にした。

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2011年12月4日のニュース