川内、調整不足…熱中症「ダメージが大きかった」

[ 2011年7月3日 06:00 ]

 陸上の札幌国際ハーフマラソンは3日に札幌・円山競技場発着で行われる。2日は招待選手会見が行われ、世界選手権(8月27日開幕、韓国・大邱)男子マラソン代表の川内優輝(24=埼玉県庁)は調整不足による不安を口にした。

 川内は6月19日に島根県隠岐島で開催された「隠岐の島ウルトラマラソン(50キロ)」のレース中に熱中症で倒れたこともあり「ダメージが大きかった。さらに埼玉では猛暑に襲われ、しっかりとした練習がこなせていない」と話した。暑さ対策としては「世界選手権で着けても問題ないらしいので、着けようと思う」と首に巻く保冷剤などを着用する考えを明かした。

 ◆欠場 札幌国際ハーフマラソンに出場予定だった女子の渋井陽子(三井住友海上)が風邪による体調不良、加納由理(セカンドウィンドAC)が左ふくらはぎ痛のため欠場することを決めた。昨年の東京マラソンで優勝した藤原正和(ホンダ)も出場を見送った。

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2011年7月3日のニュース