ホロ苦レスリングデビュー 泉「勉強」初戦敗退

[ 2011年7月3日 06:00 ]

初戦の男子フリー96キロ級2回戦で金光正浩(右)と対戦する泉浩。デビュー戦は判定で敗れた

 レスリングの全日本社会人選手権第1日が2日、埼玉・和光市総合体育館で行われ、04年アテネ五輪の柔道男子90キロ級銀メダリストの泉浩(29=プレシオス)は初戦の2回戦で0―2の判定負けを喫した。

 前日計量は500グラムオーバーも、この日の再計量は1発でパス。しかしマットデビューは甘くはなかった。金光正浩(28=西日本設備管理)のタックルをかわせず、第1ピリオドを奪われると第2ピリオドは2度ビッグポイントを奪われ、テクニカルフォール。相手を抱えて返す「がぶり返し」も披露したが、ポイントにはならず「自分の勉強不足」を繰り返すしかなかった。

 「勉強になった。これからも続けたい」と気持ちを切り替えたが、3位以内に与えられる12月の全日本選手権出場権は獲得できず。目標としたロンドン五輪の代表争いに加わることも難しくなってきた。

続きを表示

2011年7月3日のニュース