攻め切れていない今田 60台も「悔いが残る」

[ 2011年7月3日 09:33 ]

 米男子ゴルフツアーのAT&Tナショナルは2日、米ペンシルベニア州ニュータウン・スクエアのアロニミンクGC(パー70)で第3ラウンドを行い、50位で出た今田竜二は69で回り、通算1オーバーの211で46位だった。

 コース新記録の62をマークしたニック・ワトニーと、64で回ったリッキー・ファウラー(以上米国)が通算9アンダーで首位に並んだ。崔京周(韓国)が1打差の3位。

 米ツアーで戦う今田が技術の高さを示した。パー5の16番、ピンまで約20メートルのラフからの3打目。日本であまり見られない、山なりの短いロブショットで3メートルに寄せ、観衆を沸かせた。バーディーは逃したが、難しい下りの硬いグリーン上に見事に止めた。「転がしては駄目。ああいうソフトなショットでないと」と事もなげに話した。

 3日目で初の60台をマーク。だが、上位との差は縮まらず「どんどんバーディーを取っていかないと。1アンダーは納得いくスコアではない」と不満顔。「アイアンで攻め切れてない。コース状態はいいし、ピンもやさしい所にあったから、60台半ばで回らないといけなかった。悔いが残る」と話した。(共同)

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2011年7月3日のニュース