川内 「苦手」の暑さ対策が課題に

[ 2011年7月3日 19:11 ]

札幌国際ハーフマラソン

(7月3日 札幌市円山陸上競技場発着)
 市民ランナーの星として注目される川内は目標より2分30秒も遅いという1時間7分台のタイムだった。見せ場のないままで「全然(駄目)です。評価できる部分がなかった」と悔しがった。

 2週間前に50キロのレース中に熱中症で倒れ、まだ体調は戻っていないという。スタート時の気温が29度と高く、サングラスと首筋への日差しを遮る帽子を着用して走ったが、「暑さは苦手」という24歳はスタート直後から1キロ3分を超すスローペースだった。

 酷暑が予想される世界選手権へ不安材料は多い。本番までに北海道で2度の調整レース出場を予定する川内は「(首に巻くなど)体を冷やすグッズをレースで試したい」と暑さ対策を課題に掲げた。

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2011年7月3日のニュース