日本 遼くんら3人は勝ったものの韓国に敗れる

[ 2011年7月3日 18:17 ]

最終日、シングルスで韓国に敗れ、さえない表情で表彰式へ向かう石川遼(左端)ら日本チーム

 日本と韓国の男子ゴルフ団体対抗戦、ミリオンヤード・カップ最終日は3日、釜山郊外の正山CC(7159ヤード、パー72)で10人ずつのシングルスを行い、3勝1分け6敗と負け越した日本は通算得点8・5―11・5で敗れて2連覇を逃した。

 勝ちは1点、引き分けが0・5点。大会は第3回で通算は韓国の2勝1敗。最優秀選手には、昨季の日本ツアー賞金王、金庚泰が選ばれた。

 同点で迎えたこの日、日本は66をマークした高山忠洋、68で回った石川遼、71の河井博大が勝利。しかし全体では振るわず、6人が60台のスコアを出した韓国に押し切られた。

 ▽青木功・日本主将の話 選手それぞれは頑張ってくれたが、おれの采配にミスがあった。賞金を(東日本大震災の被災者に)寄付してくれるということで、韓国チームには感謝したい。

 ▽韓長相・韓国主将の話 去年負けていたので、うれしい。日本が大変な時に、準備して来てくれたことにお礼を言いたい。

 ▽藤田寛之の話 最後(15~17番の3連続バーディー)でなんとか踏ん張れたが、引き分けが精いっぱい。僅差の戦いで、見る人には楽しんでもらえたと思う。

 ▽池田勇太の話 (77をたたいて)最悪の一日。きょうは本当にひどかった。それだけ。(共同)

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2011年7月3日のニュース